私に、いわゆるスピリチュアルな世界の扉を開けてくれたのは、2007年の「ブルース・モーエン ワークショップ」でした。
2007年と2008年のWSに参加をしましたが、最後にハグをしながら「My Brother」と呼んでくれたのが、とても印象に残っていました。
そして2016年に10年振りの再会をした時も、ブルースはハグをしながら「My Brother」と呼んでくれ、10年前もそう呼んでくれていたことを思い出しました。
2017年に交わした最後の言葉も、「My Brother」でした。
それは私にも、同じような感覚がありました。

あれから、11年の歳月が経ちました。
当時、あの体験をシェアするために、本を書きましたが、それを書き上げた頃から、私はスピリチュアルな世界の扉を、一度、閉じてしまいました。
私のエゴが、そうしてしまいました。
でもやはり、宇宙は完璧なんだと思います。
すべては、完璧なタイミングなのだと思います。
スピリチュアルな世界から離れていた間は、セミナーやWSだけではなく、本やネットなどからのあらゆる情報を、シャットアウトしてしまいました。
それでも、日常の全ての出来事を、スピリチュアルな視点で、日々考え続けてきた自分がいました。
それは意図的なものではなかったのですが、いつからか、全ての事象を、そのように考えている自分がいました。
そして、あれからの10年間で、多くの気づきがありました。
セミナーや本などから、何の情報を得なくても、日常生活の中でも、霊的成長は大いにもたらされることに、気がつきました。
そして、そのことを確信させてくれたのが、私に再び、スピリチュアルな世界の扉を開けてくれたリサ・ロイヤルです。
そこでもまた、多くの学びを得ました。

ブルースは、人に教えることを切望し、モンロー研のトレーナーになることを目指したところが、スタート地点だったそうです。
そして、トレーナーになることを諦め、自分のWSが完成したのだそうです。
ブルースも言っていましたが、私たちには、多くの共通点があります。
私も、人生の紆余曲折を超えて、ようやくスタート地点に、立つことができました。
だいぶ遠回りをしましたが、やはりここにたどり着くのだなと、今は自分の運命を受け入れる覚悟ができました。
この遠回りもまた、必要な時間だったのだと、今は理解できます。
その時間があったからこそ、これはやはり、自分の運命なのだろうと、そう思うことに、抵抗がなくなりました。
自分がここに生まれてきた、目的だろうと思います。
私は、それを受け入れるまでに、とても長い時間を、必要としました。

ブルースと出会ってから、この10年間、もっと長い時間を共有すべきであったと、後悔の念もありますが、出会いからのすべての時間に、感謝しかありません。
また、最後にとても素晴らしい共同ミッションができたこと、かけがえのない貴重な体験となりました。

My Brother, Bruce.Allen.Moen に、心から愛と感謝を込めて