2020/4/20

人類意識が統合へとシフトしていくこのタイミングで

このコロナ騒動は、物理的に「個」になることを求めています

それも徹底的に...

 

この騒動が起こる数年前から

世界は個人主義に向かい始めました

世界的な取り組みからの離脱

協調や秩序よりも、個人の利益を追及していくようになりました

人類意識の統合どころか、真逆の出来事ばかりが顕在化しています

 

今私たちが経験しているこの事象は、集合意識として選択したイベントを体験しているのだと思います

人類の意識が統合へと向かうために、必要なプロセスを経験しているのでしょう

私たちはこのアプローチを選択したということ

ここに「見るべき今」があるのだろうと思います

なぜ徹底的に個人(分離)を見つめる(体験する)のでしょう?

なぜ目的地(統合)とは対極の出発点(分離)から、このプロセスを始めるのでしょう?

まず、今(出発点)は静かに自分を見つめること

水面に映る「自分を取り巻いている景色」ではなく

深淵に眠る古代の記憶も「今」を満たすものとして

 

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす

奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし

猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ

 

「諸行無常」つまり「この世のすべては絶えず変化していくもの」という響きが、鐘の音に

「どんなに勢い盛んな者も必ず衰える」という道理が、花の色に

どれほど栄華を極めようとも、それは長く続くものではなく、まるで覚めやすい春の夜の夢のよう

勢いが盛んな者も、結局は滅亡してしまうような、風の前の塵と同じ

 

 

限られたごく一部の人達が、富を独占し

奪われる大多数の人達が、富を供給する

生産と消費という歯車(経済)が止まり

ステイタスという付加価値は、意味を成さなくなるのだろうか?

20世紀に作られたこの経済システムは、今、大きなターニングポイントとなるのだろうか?

この騒動が終わった時に、経済システムは一変しなくとも、人々の意識(価値観)は変わるのだろうか?

個人的な欲や利益を追求するのではなく、この世界に生まれてきた意味を、この世界で生きる意義を、求めるようになるのだろうか?

意識の統合を目指して共鳴するエネルギーは、広がっていくのだろうか?

どんな明日を体験するのか?

どんな未来が待っているのか?

たった一つだけ分かっているのは、どんなアプローチを歩もうと、素晴らしい仲間たちが待っているということ

だからどんな事象を体験しようと、いつだって楽しさを感じている

今はすべてを見つめて、すべてを体験して、すべてを集めて、すべての瞬間を感じよう

朝陽も見たいし、桜も見たいし、ツバメが巣立つのも見たい

もしも虹なんて見れたら、何てラッキーな瞬間

この大雨が上がった後、青く澄み渡る空に、ミサイルではなく、虹が映る世界をみたいな