2021年9月16日

コロナウィルスやワクチンのことを書くと、ナーバスな反応をされる方がいらっしゃることも承知していますが、どちらかの主張の正当性について論戦を望んでいるわけではありません。

私はたまたまワクチンを接種していますが、だからと言って肯定的なスタンスで、誰かにお勧めをしているわけではありません。

ワクチンを接種したからと言って、ワクチン否定派の見解の方と、全て「意を異にする」ということではないと思っています。

そもそもmRNAワクチンを100%安全だとは思っていませんし、ワクチン接種を先行したイスラエルや欧米諸国の症例では、血栓症や心筋炎や心膜炎と関連性があるという報告がなされていることは、もちろん知っています。

数年は必要とされる検証期間を経ることなく、尚且つ、人類史上初めて用いられるタイプのワクチンであると公言されていますから、過激な表現を用いるなら、現在進行形で人体実験中であるとも言えるのでしょう。

ワクチンの長期的な効果も安全性も、不明としか言えませんから、未知なる様々なリスクがあることは、百も承知です。

現時点でこのワクチンに対して言えることは、長期的な効果や安全性に不確実な要素もありますが、一概にはハイリスクだと断言もできないということだと思います。

ワクチンによるものと特定できる血栓症や心筋炎や心膜炎が発症する確率が何%なのか、それに対して自分の許容範囲が0%なら、接種すべきではないという選択になるでしょう。

もしもゼロリスクを求めるのであれば、100%完璧に安全だと証明されたワクチンや薬が開発されるまで待つか、やっぱり接種しないという選択か。

万人に対してゼロリスクのワクチンや薬が提供される日が来るのか?ということを考えた場合、コロナウィルスに限らず、完璧に不確定要素を排除した薬やワクチンなど開発できるのか疑問ですから、自分でリスクが大きいと判断したものは、薬に頼らないか。

どんな薬であれ、何かしらの反応がある人は少なからずいるでしょうから、ゼロにはならないのではないかな?と思います。

ただ現状では、ワクチンの長期的な効果や安全性やリスクが未知数なのは事実ですから、リスクを考慮して躊躇している人や、どうなるのか様子を見ている人がいることも、そしてできればもっと詳細が明確になってから接種したいと、そう考えている人がいることも理解できます。

リスクを回避したいというのは、ごく当たり前なことだと思います。

 

肯定派と否定派という構図で、単純に2択ということではないと思いますから、相手の意見を否定せずに、自分の見解を押しつけることなく、思慮を重ねたそれぞれの選択を尊重すべきでしょう。

 

私の選択は、コロナウィルスと人類との共存のため、ワクチンが壮大な人体実験であることを承知の上で参加中と言ったところでしょうか。

でも喜んで参加中!ではありませんし、そんな意気込みもありませんから、実のところは何となくで参加中ですね。

 

私が関心を抱いているのは、この騒動を経てどのような変化が起きるのか、というところにあります。

 

その世界を体験することが、とても楽しみです。