死者とのコンタクト

2日間のWSの中で、毎回実施しております「死者とのコンタクト」ですが、私自身が死後の世界に対して何かこだわりがあるとか、特に強い思い入れを抱いているわけではありません。

非物質世界の探索において、証拠が得られないままだと、いつまでも半信半疑のままで、疑念が払拭できません。

どれほど濃密な体験であったとしても、その体験を【本当のことである】と受け入れることができないのです。

私達が構築してしまった信念とは、とても強固なもので、この物質世界が唯一の現実ではないと、頭では理解しているつもりでも、いつまでも半信半疑のままなのです。

自分の体験を受け入れられるようになるためには、否定できない証拠を手に入れる必要があります。

自分自身で体験し、証拠を手に入れない限り、ここが唯一のリアルではないと、思考は受け入れることができません。

私達の脳は、そうして初めて新しい真実を受け入れることができます。

 

非物質世界の存在達の中で、いわゆる死後の世界に存在している人達は、同じ地球で人生を過ごした経験があり、同じような信念や価値観を抱いていた元人間です。

最もコミュニケーションが取りやすく、非常に協力的で、私達にも理解できるたくさんの情報をもたらしてくれます。

仮に宇宙人とコミュニケーションを取ったとしても、同じ価値観を共有していないので、その情報から答え合わせをすることは困難です。

 

このエクササイズにおいて肝心な事は、正解を得てくることを目的として望むのではなく、そのようなプレッシャーは抱かないで下さい。

どのようなプロであろうと、正確に伝えることはないと思っています。

情報とは得た瞬間に、解釈者の信念によって大きく変わってしまいます。

ですからエクササイズ中、仮に10個の情報を得られたとして、それを全部伝えてみて、その中から2~3個の情報が「もしかしたらこれは当っているかも!?」という結果が得られたのなら、情報提供者の方にとっても、このエクササイズに望んだ自分にとっても、大きな一歩となり、信念体系という強固な壁にヒビを入れてくれることになるでしょう。

仮に全く違った情報があったとして、正解に近い情報を得られた時の感覚との違いに気づけたなら、さらに大きな一歩となります。

目的は、その「あ!」っという感覚に気づくことです。

情報はとにかくたくさんやってきます。

どれが思考で、どれが直感なのか。

自分でその区別をすることは、ほぼ不可能です。

地味に地道に、何度も何度も続けていくことで、直感で得た情報と、思考が導き出してしまった情報との違いに、何となく気がついてきます。

どれも自分自身の体験でしか得られない感覚ですが、「あ!」っという瞬間が、必ずやってきます。

ですから、「外れたらどうしよう」とか、「まさかこれはないよな?」とか、自分では一切判断せずに、全てをメモして下さい。

そして全てを伝えてみるのです。

 

リーディングはプロにしかできない。自分にはできるわけがない。

それは一つの信念でしかありません。

常識として、そのように構築されてしまった信念です。

本当は誰にでもできるんだ!ということを、体験を通して知ってもらいたいと思っています。

初めは小さなヒットかもしれません。

でも、その時に得た「あ!」っという感覚を信じて、たくさんの情報を積極的に得るようにしてみましょう。

自分から問いかけるのです。

「あなたの好きな食べ物は何でしたか?」

「好きだったことは何ですか?」

「何か伝えたいことはありますか?」

どんどん質問をして、積極的に情報をもらいましょう。

 

「死者とのコンタクト」

このエクササイズは、非物質世界に行って、その証拠を持ち帰り、信頼を得るために最適なエクササイズです。

私達の信念体系を壊すことを目的としています。

正確な答えを持ち帰ることだけに意義があるわけではありません。

間違いを恐れずに、受け取った全ての情報を伝えましょう。

情報提供者の方も、例え30%でも「これは本当に会って得た情報に違いない」と感じることが出来たなら、とても心穏やかになれる瞬間でもあります。

特にこのエクササイズは、毎回感動的な展開になることが多く、私達と死後の世界との懸け橋にもなっていると感じます。

今はブルースという大きな懸け橋が、強力なサポートをしてくれています。

安心して、信頼して、「外れたらどうしよう」という思考や恐れを手放して、愛を感じましょう。