COVID-19 ( SARS-CoV2 新型コロナウイル感染症 )
「ウィルスは暑さや湿度に弱い」という多くの専門家の予想を裏切り、1年における暑さのピークを迎えても、未だに衰える兆しは見せません。
私たちは、進化した科学によって栄華を極め、この世界の支配者であるかのごとく、地球上に君臨したつもりになっていました。
自然界には存在しない、人間生活にだけ便利な物質を作り出し、必要なリサイクルをすることなく、自然界に投棄しています。
環境問題を提議するつもりはありませんが、地球や、地球上の全生物にとって、私たちは COVID-19 と何が違うのでしょうか?
私たちが栄華を極めたつもりになっている科学は、私たちだけの視点です。
蟻よりも更に小さな、微細なウィルスに対して、現代科学はあまりにも脆弱であることを露呈しました。
もし『世界政府が誕生するとするなら、今』だと思います。
それでも尚、世界各国において、自国ファーストの波は、より一層強まりつつあります。
今のままなら、この経済システムで構築された価値観は、もっと破壊される必要があるのではないか?と思います。
1国の景気の浮沈のためだけに、他国との協調を顧みないまま、成長を続けようとすることは、大きな歪みを生じるものでしょう。
個人の意識だけが進化を遂げたつもりになっても、何も前に進まないと思っています。
私は、私だけの存在ではなく、私たちとして存在しています。
世界規模に広がったこのウィルスの問題をきっかけとして、人類意識の大きな変容が始まることを願っています。
そのためにはまず、国家の枠組みや人種を超越した世界政府が誕生し、国ではなく、地球人という認識に変わる日が来るでしょう。
これは妄想や夢物語、大袈裟な話をしているわけではありません。
私たちが生きている間に、それを見ることができるか、その速度は分かりませんが、必ず訪れる未来です。
確実に辿り着く、私たちの未来のヴィジョンです。
国境の存在しない地球が誕生し、自然界にも影響を及ぼさない、バランスの取れた新しい生活スタイルにおいては、ストレスのない日々を過ごすことができるでしょう。
もう地球に生まれなくてもいいと感じている人は、鬱積した「今」を見ているのかもしれません。
生まれ変わった地球に、生まれ変わってみたいと思いませんか?
私はそこで、本当の人生を謳歌したいと思っています。
その先に行くのは、その人生を楽しんでからで十分です。
COVID-19 が大きなうねりをもたらし、歪みを炙り出して、人々の意識が目覚めるための、その始まりになることを願っています。